アダプター紹介

1.アダプター製作について

始めたころはデジスコという言葉が広がり始めたころで、アダプターの選択肢がほとんどありませんでした。
ヤマセミの家室見川の野鳥の両サイトでは、ゴムパッキンを使った撮影が紹介されていて、アダプター無しで撮影ができるようでした。この方法で撮影された写真もたくさんあり、これは手軽にできると思い、早速やってみました。すばらしいアイディアでしたが、私の腕がへたれなため抽象画を量産してしまいました。
そのため、アダプターの必要性を感じ、何かいいものはないかとインターネットで調べたところ、「Digiscoping-UK」というイギリスのサイトにDIY Leica Adapter(To fit 32WW eyepiece)というものが紹介されていました。塩ビ管を使ったE950+32xWW用の手作りアダプターで、DIY店で手に入る材料で作ることができます。残念ながらページの公開はやめてしまったようです。
今ではDIGISCO.COM製のライカ単焦点接眼レンズ専用アダプターTurboAdapter L1があるので、これを購入するのがいいようです。
さて、DIY Leica Adapterを使っていましたが、短焦点接眼のため、カメラ側のズーム操作だけではうまく納まらない場面に遭遇することがしばしばありました。ズームレンズならば近かったり遠かったりしてもズーム操作でうまく納まりそうです。ちょうど観察用に購入していたズーム接眼があったので、これを使えるようにできないかと思いました。
再び調べてみると、ズーム接眼に合うアダプターがあるにはあったのですが、倍率を変えるには一度はずしてズーム操作をして再びセッティングしなければならないという、すこぶる使い勝手の悪いものでした。セッティングしたままズーム操作ができるアダプターは無いようで、これでは宝の持ち腐れです。それならば自分で作るしかないと思い、設計してみることにしました。

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DIY Leica Adapter 32xWW用アダプター
「Digiscoping-UK」で紹介されていたアダプターで、日本ではLP50継手と3mmPVC板、28-32mmステップアップリング、5*20mm6角穴付ボルトで作れます。作り方はサイト内のDigiscopingの中に紹介されていました。
見口ゴムをつけたまま、接眼にはめ込み、ボルトで固定します。VU40継手を見口ゴムの代わりにしたほうがより確実に固定できると思います。

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